2才から始める「はさみ遊び」で手先を器用に。くもんのかみこうさくが楽しい。

2才かみこうさく

こどもが興味を持っているなら、はさみ遊びを始めましょう。
指先を使うことは脳の発達を助け、神経細胞をふやすことにもつながります。

はさみ遊びをはじめる前に

はさみを渡すには、お子さんが約束を守れることが条件です。はさみを渡すとチョキチョキするのが楽しくて、色々なものを切ってしまいます。
自分の髪の毛、お人形の髪の毛、届いたばかりの新聞、カーテンなどなど。
最初にきちんとルールを決めましょう。

最初に教えること

刃物は危ないので人に向けないこと。
誰かにハサミを渡すときは刃先をもって渡すこと。
切っていいものとダメなものを教えること。
おうちのルールを決めましょう。

はさみの種類

幼児用の小さいサイズで、ちゃんと切れるハサミを用意しましょう

危ないからと刃先まで全部プラスチックのものはオススメできません。我が家もプラスチックのハサミを買ってしまいましたが、失敗でした。

指を切る心配はないけれど、紙も切れないのです。紙を切るには、親が紙をピーンと引っ張って持っていなければ、うまく切れない。チョキチョキする楽しみもない。切れなくてイライラする。いいことありません。

大人の常識で創造の芽をつまない

家族で使っているセロハンテープを子どもに渡した場合、親の常識的な使い方を押し付けてしまいませんか? 1回で全部使ってしまったら、注意しないで見ていられますか。

子どもに渡した工作グッズは「おもちゃ」と割り切ることが大事。子供のやることに目くじら立てる必要がなくなります。

うちの子にはじめてセロハンテープを渡したとき、子どもテーブルにぐるぐるテープを巻き付けて遊びました。1回で新品のテープを全部使いました。娘にとっては新しいおもちゃを使ってできる遊びを模索中なのです。

家族が使う分とは別に、子供が自由に使っても良いセロハンテープとのりを用意しましょう。工作は、自由な発想で楽しんでもらいましょう

子ども用工作コーナーがあるといい

はさみ遊びやお絵描きをはじめたら、小さい机を用意するといいです。汚れるのを気にせずに遊ばせてあげられます。

豪快にのりがテーブルにはみ出しても、油性マジックで書いてしまっても、気にしない。100均のスプレーペイントで塗ればあっという間に元通りです。

我が家ではイケアの LÄTT レットというキッズテーブルを使っていました。テーブルのふちが5mmほど立ち上がっていて、クレヨンなどが転がって床にも落ちないようになっているのが良かったです。

くもんのかみこうさく シリーズが楽しい

最初は、細長いテープ状のものをチョキチョキしたり、チラシを切ったりして遊びました。

次は市販のはさみ遊びドリルを購入。ジグザク切ったり、ぐるぐる切ったり。市販品は、カラフルで可愛い絵が楽しいです。

 

どんどん進めてしまうので、色々なシリーズを使いました。中でも一番遊べたのが「くもんのかみこうさく」シリーズ

説明どおりに切って折って貼って、いろんなおもちゃが作れます。

 

 

4・5・6歳向けと書かれていますが、子どもの能力をバカにしてはいけません。楽しいことは、どんどん覚えます。娘は2歳10か月で楽しんで使いました。

くもんのかみこうさく。2才10か月。
息を吹きかけて進むソリ

かみこうさくの本には、絵で作り方の説明が載っています。それをみて一人でどんどん作っていました。

くもんのかみこうさく 2才10か月
紙を折って目の部分をくり抜く。2才10か月。

折って角度をつけてから貼り付ける、半分に折って真ん中をくり抜く、のりしろを作って切るなど、工作の基本や紙の扱い方を学べます。

お父さんスイッチ製作中

3才2か月頃。すっかりハサミの扱いにも慣れて、丸もきれいに切れます。

まとめ

幼児は発達段階がバラバラです。〇才用と書かれていても参考程度に考えましょう。子どもをよーく観察して、出来る子はどんどん進めていけば良いと思います。

逆にまわりの子と同じように出来なくても大丈夫。その子なりに楽しんでできることを見つけてあげましょう。

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