キーボードを見ないで文字を打つことは、パソコンを使う上で基本中の基本。しかも、自転車の乗り方と同じで、一度覚えたら忘れることはありません。
デジタルネイティブ世代といえど、スマホやタブレットばかりを使っていては、ブラインドタッチを習得できません。大人でも子供でもスムーズに打てるようになるまでは練習あるのみ。
時間がたくさんある小学生のうちにに、ゲーム感覚で子供にタイピングを教えてあげましょう。
目次
タイピングに必要な条件
パソコンの入力方法は、ローマ字入力・ひらがな入力が選べますが、覚えるのはローマ字入力です。
小学校でローマ字を習うのは3年生ですが、ABCが読めれば始められます。
むしろ、ローマ字を知らなくても、タイピング練習自体がローマ字の勉強になるので、ブラインドタッチとローマ字を両方習得できて一石二鳥かもしれません。
ひらがなをローマ字で表記する方法がわからない子は、タイピングソフトの問題文がひらがなとローマ字両方でてくるものを選びましょう。
ちょっとした準備
キーボードには、どの指でどのキーを押すのかルールがあります。下の図はちびむすドリルさんでダウンロードできます。
キーボードのポジション
出典 ちびむすドリル
運指表と見比べながらタイピングするのは効率が悪いので、ひと工夫しましょう。
それぞれのキーをどの指で押すのか子供が一目で分かるようにヒントを準備します。
運指表をみながら、キーボードに印をつけます。
家にあるマスキングテープを中指の列と薬指の列に貼ります。シールで色分けしてもOKです。
面倒でなければ、小指と人差し指にもつけてあげるといいです。
同じ色の指用テープを用意してキーボードの邪魔にならない場所に貼っておきます。
使うときは、指にテープを貼ってタイピングします。
シールの貼っているキーは、同じシールの指で押せば良いので、キーを探しながら自然と正しい指を使います。
これで、キーボードのポジション表を見なくても大丈夫。
子供に教えること
ホームポジションとは、何もしていない時に指を置いておく場所のことです。
Fのキーに左の人差し指。Jのキーに右の人差し指を置きます。
FとJのキーには、突起や印がついていて見なくてもわかるようになっています。
シールを貼ってあるキーは、同じシールの指で押すこと。
やってみよう
一番おすすめ。キッズ@Niftyのタイピングゲーム。もちろん無料です。
最初に試すならコレ>>>できるかな?タイピング
おすすめポイント
- 質問がひらがなとローマ字
- 打つべきキーが光って教えてくれる
- 時間制限がない
慣れてきたらこっち>>>ドリルのタイピングスタジアム
右にいるロボットは敵です。タイピングに時間がかかると敵が吐き出したチビロボットにやられてゲームオーバーになります。
正確に速く打つモチベーションアップに繋がります。
おすすめポイント
- ゲーム性がある
- 時間制限あり
キッズむけ無料タイピングゲームの紹介
レベル別に種類が多めで、ゲーム性があり飽きない。一番おすすめ。
上の章で紹介しているのもNiftyのソフト。
小3~ 小6までレベル別になっているが、問題文は同じ。
学年の違いは、問題が「てつぼう」とひらがなで表示されるか、漢字で「鉄ぼう」とでるかの違いです。
練習モードは、キーボードが表示されて押すべきキーのヒントがでる。
画像のTの文字に赤枠がついているのがわかるでしょうか?
挑戦モードには、キーボードのヒントが無いのが残念。
ゲーム感は多少あるが、すぐ飽きる。
人差し指の練習や上段の練習など範囲をしぼって練習できるのがポイント。
しかし、画面がシンプルで、楽しくない。お勉強感が強め。
無料のタイピングゲームは他にもたくさんあります。
むずかしい面まですべてクリアするころには
そう
お前はもう打てている!
※激打ファンなので画像を貼りたかっただけ。グロいので小学生むきではありません。気になる人はググってね。
エクセルも教えました ↓
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