【本好き作戦】絵本の次は児童書へ。ゾロリの次に読む本【本が好きな子に育てたい】

絵本から児童書へ。スムーズに移行できる子もいれば、児童書となるとまったく見向きもしない子もいます。なんとか本の世界へ連れ出したいですね。

絵本と本のちがい

文章の量が多い。

文章から景色・場面を想像すること

文章から登場人物の気持ちを想像すること

いままでは絵を見て理解していた場面の情景や、登場人物の姿かたち。彼らの気持ちを文章だけで想像する必要があることだと思います。

結構、難しいですよね。

それでも、文章から想像を広げる力は、本を楽しむために必須です。少しづつ身に着けてほしいもの。

最初の一歩

絵本の次というと、男の子なら怪傑ゾロリシリーズ。女の子ならまじょ子シリーズなどは、読みやすくて大人気です。

シリーズのどの順番で読んでも楽しめて、図書館にもたくさんあるので借りやすいのが良いですね。うちの子も図書館で毎回 10冊くらい借りて一気に読んでいました。

 

ただ、ゾロリは好きだけど、それ以外の本は読まないという子も多いもの。

うちの子たちにとってゾロリは、本というより漫画に近い感覚です。どんな気分の時でも気軽によめる。手元にあったらとりあえず読む。

読書への入り口としては悪くないですが、ゾロリの文章に慣れてしまうと他の本が難しく感じて、なかなか次につながらないのではと思います。

一応、本を読んでいるからと放置していると、そのまま漫画へ移行して、ゲームの楽しさにはまり、スマホでの暇つぶしにかわり、読書のきっかけを失ってしまうかもしれません。

ゾロリの次に読む おすすめの児童書

まずはゾロリのキャラクターから離れる一歩に

おしりたんていシリーズ幽霊屋敷レストランシリーズ。このあたりは、ゾロリと同じ感覚で読めます。

図書館にもたくさん在庫がある本なので、借りやすいです。

 怪談レストランシリーズも読みやすい

  

読書で心が動く体験を

シートンどうぶつ記「オオカミ王 ロボ」
幼年版や小学生高学年向けなど、文章量や難しさ別に何種類もでていますので、お子さんのレベルに合わせて選べます。

ロボの賢さに驚き。人間との駆け引きにハラハラ。ブランカが罠に掛ったあとの悲しみ。

図書館には必ずあるので、オオカミ王を読んだ後に、次々とシリーズで読めるのも良いです。

 

きつねのでんわボックス
こどもを亡くしたお母さんきつねの、切なくてあたたかいお話。
読み聞かせしたら泣いてしまいます。
悲しいことを乗り越えて最後に希望が持てるストーリーが良い。

 

楽しめる本をよむ

はれときどきぶた。何十年前からのベストセラー。鉄板のおもしろさ。

 

最後に娘のお気に入りの一冊を紹介

こぐまのクーク物語 春と夏 (角川つばさ文庫)

文章の量や難易度はゾロリと同じくらいです。違うタイプの本に触れてほしいというときにどうぞ。

主人公はちょっと泣き虫なクマの男の子。
可愛らしいイラストがたくさんあり、男の子にも女の子にもオススメです。

出典 角川つばさ文庫

角川文庫のウェブサイトに特集ページがある人気のシリーズです。
シリーズものなのもお薦めのポイントです。

親友が町へ引っ越して、心に穴があいた気持ちになったり。お友達とケンカをして落ち込んだり。仲直りしてほっとしたり。

お子さんがお友達との付き合い方を疑似体験できそう。クークの心情に共感しながら読んでほしい。

雪解けのキラキラした小川、夏の日差し。蛍の光や鳥の巣立ち。生命力あふれる豊かな森の様子を文章からイメージしてほしい。

シリーズを通して、父さんが料理を作る場面がたくさんでてきます。しかも、再現できるくらい料理の材料と手順が細かく書かれているのです。文章から具体的な手順を理解する力がつきそう。

巻末にはレシピもついていますので、実際に本にでてきたお料理を作ることもできます。こどもと一緒に本のお料理を作るのも楽しいですね。

年長さんから小学校低学年に最適です。

お友達との付き合い方を学ぶという点で、小学校入学の時にプレゼントしてあげるのも良いかもしれません。

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家庭で英語学習に取り組んでいます。
読書好きにする作戦も10年以上の長期計画ですが、英語も同じく長期計画です。学校の成績とか関係なく、社会にでて通用する英語力を目指しています。

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