【絶対おすすめ】プログラミング的思考力を鍛えるテレビ番組

2020年から小学校でプログラミング教育が始まります。習い事に通ったほうがいいのでは?家庭でできることはないのかな?って思いますよね。

ちょっと待ったですよ。プログラミング教室に通う前に、自宅でできることがあります。パソコンが全然できない人でも大丈夫ですし、自分で教えられるエンジニアの親にもおすすめです。

プログラミング的思考とは

文科省が目指しているプログラミング教育は、プログラムのコードを書いて何かを作ることがゴールではありません。

プログラミング的思考力を身につけようってことです。

コンピュータは、命令にそって動きます。逆に命令されていないことはできません。しかも逐一、ほんとに細かく指示しなきゃいけないんです。

例えば、ロボットを椅子に座らせたい場合。

椅子に座れ!」という命令ではロボットは動けません。

もっと具体的に細かく命令します。

  1. 椅子と自分の距離をはかる
  2. もし椅子と自分の足が〇cm以上離れていたら一歩椅子に近づく
  3. 1と2を繰り返して距離〇cm以下になったら次の動きへ
  4. 足を〇度曲げてバランスをとる
  5. 椅子におしりがつくまで4の動きを繰り返し

ほんとは、もっともっと細かくなると思いますがね。

座るという結果を出すために、必要な手順をバラバラにして1個ずつ教えてあげるんです。これ、分解というプログラミング的思考のひとつ

そのほか、複雑な問題を解決するときに、一番効率が良い方を探すのもプログラミング的思考のひとつです。

他にもいろいろありますが、思考方法って教えづらい!

親がエンジニアであっても、子供にどうやって教えりゃいいのさ。ってなりますよ。

でもね、いい番組みつけました。

プログラミング教育を検討している大人のみなさん、一見の価値ありですよ。

オススメの教育番組

出典 NHK
プログラミング的思考(テキシコー)
分解。組み合わせ。一般化。抽象化。シミュレーション。『プログラミング的思考を獲得せよ』テキシコー

内容が秀逸。時間はたった10分。子どもも飽きずにみられます。

子どもは「えっ?」「そうなるの?」「そうか!」と驚きの連続です。

誰が見ても面白い。まったくもって面白い。

プログラミングがまったくわからない親も楽しめますし、エンジニアの親は、こうやって教えるのか!番組作った人スゴイってなります。

ピタゴラスイッチと同じ感覚で楽しめます。

第一回の放送をもとに、ざっくり、簡単に、どんなことが学べるのか説明しますよ。

オープニング早々、イカの不思議な動きが子供の心をわしづかみ。10分の番組内に7つのシーン。テンポよくすすみます。

頭の中で手順をたどる

シーン1で、レールの上の電車が、バーに引っかかるとどうなるか見せてくれます。この動きを踏まえたうえで、次のシーンへ。

何が起こるのか頭の中で動きを予想します(シュミレーション)。

予想どおりの動きになったかな?しっかり、最後の最後の最後まで考えたかな?

手順の組み合わせを考える

ダンドリよく掃除をします。最初は縦の人、横の人、縦の人と動いて、3工程でちりとりにごみを集めることができました。

しかし、「効率が悪い」と怒られます。工夫すると何工程でできるかな。

パターンを見つける

ロジックマジック。紙を9枚にやぶった時、ある1枚だけに現れる特徴とは?

今日獲得したプログラミング的思考

放送時間

出典 NHK for shool

前期は、Eテレで毎週月曜 10:05分からの10分間。後期は月曜日の午後3:30から。

2020年度の放送は4月6日に始まってますので、テレビではすでに第1回は終わっています。

しかし、ご安心あれ。

放送済みの回は、NHKのウエブサイトで見ることができます>>>NHK for school のテキシコー

最後に

プログラム教室に行くにしても、これは見ておくべき番組です。

ここまでかみ砕いてわかりやすく説明している動画が無料でみられるなんて。

若いころは、NHKなんて全然見てないのに受信料ぼったくりだ!と思っていましたが、子育てを始めてからは、相当お世話になっております。

テレビじゃなくて本で学びたい!という方には、5分で論理的思考力ドリルをおすすめします。

ちょっとやさしめふつうのバージョンがあり、お子さんのレベルに合わせて選べます。
画像をクリックすると Amazon で 10ページほど試し読みできます。
解き方ではなく考え方を学べる良書です。

久々に頭を使いました。正解までのスマートな考え方が身に付きます。難しいけどゲキムズではなくて、挑戦したい!解きたい!という気持ちになります。すぐ裏にヒントがあるので、気軽に取り組めます。気がついたらどんどんページを進めていました。

この本の良いところは、章が分かれていて、何の力を鍛えるための章なのかの説明がされているので、どんな意図の問題なのかを意識しながら取り組めるところです。勉強や仕事をするときに、やみくもに考えても意味がないということがわかります。

学生にも社会人にもおすすめです。

ひまつぶしにもストレス解消にもなりますしとても楽しいです。買う価値アリです。

Amazon レビューより

おすすめ記事

【コロナ休校 小学生】プログラミングは難しいと思っているあなたに伝えたい【誰でも使えるスクラッチの話】

【算数】計算スピードが劇的にあがる。小学生におすすめの計算力強化アプリ【無料】

トイレで楽々「ことわざ」の覚え方。きっかけ作りと誘導のコツ。

【まずは目標設定】家庭学習でお金をかけずに英語を身につけよう!【子ども英語】