こどもを本好きにしよう作戦を続けてきて、長女は10年、長男は8年が経過しました。小3のいま、計画の進捗状況を紹介したいと思います。
本好きにしよう作戦8年目
小3男子はゲームとテレビが大好き。完全なるテレビっ子です。
本を読むことに抵抗はないが、読書の優先順位が低いです。
例えば「ねぇねぇ、この本、学校の朝読書にどうかな? 漢字が読めるかどうか、10ページくらい読んでみて?」などと水を向けると読み始める。一旦、面白くなると1冊終わるまで読み続ける。しかし、自分から新たな本を手に取ることは、ほとんどない。
テレビを見てもいい。ゲームをしてもいい。ただ、誰かが作った世界感を受け身で楽しむことに慣れるのは良くない。本の中に深くもぐって、国や風景、登場人物の姿かたち、声、創造した世界で自由に生きる楽しみを知ってほしいのです。
本を好きにしよう作戦はいまだ進行中です。
小3弟のこれまで
生まれてすぐから長女の読み聞かせタイムを横で見ている。
首がすわったころには赤ちゃん向け絵本の読み聞かせ。二人分の絵本を読むため、弟は自分用のと2才年上の姉向けの絵本も聞いて育つ。量も2倍。難易度も幅広い。
姉のお供で生まれてすぐから図書館通い。大量の絵本による良質な言葉のシャワー。 しかも母だけでなく、2才の姉も弟に絵本を読んであげていた。
この時期、長女の時の何倍もの読み聞かせと語りかけがあったと思う。そのためかことばの発達がとても早い。
心の発達もかなり早かった。我慢がきく。順番を守る。姉の話をよく聞いて、よく従っていた。
母は転職後の新しい職場、ワンオペ二人育児。第二子なので母のモチベーション低め。読み聞かせは寝る前の10分程度に減少。
魔の2才児頃には、自分の意思を伝えることができたため、いやいや期がなかった。
姉が小学校に入学と同時に寝る前の読み聞かせ終了。毎日ではなく、時間のあるときに読み聞かせ。
週末には図書館に通っていたため、常に大量の本はあった。3才前後から自分で絵本を読む。姉が借りた怪傑ゾロリなども読んでいた。
学校では朝読書あり。この頃に読んでいたのは、怪傑ゾロリ、怪談レストラン。マジックツリーハウスやサバイバルシリーズも好き。図書館で10冊借りると1日で読んでしまう。学童では漫画をよむ。
この時期は、弟も読書好きに育ったなと思っていた。
2年生の1学期。学童保育をやめる。
姉は友達と公園に遊びに行くため平日はひとり。
小2冬 サンタからニンテンドー3DSをもらう
テレビの録画方法を覚え、ゲーム機を手に入れ、帰宅後は自由に遊ぶ。母が帰宅するまでテレビばかりみている。テレビに飽きたらマンガを読む。
10才までに覚えたい難しい言葉マンガは5周くらい読んだ。日本の歴史マンガも何周かしているらしい。
小学生新聞を読む。主にマンガ目的。1面の目次的なところは見ていて気になる記事には目をとおしている。
本は気が向けば読む。
基本的に母のいない時間はテレビをみている。←今ここ
本を好きにしよう作戦、まだまだ続きます。
作戦10年目の長女の様子はこちら>>>「本が好きな子に育てたい 幼児期の取り組みと10年後の結果」
本が好きな子に育てたい 幼児期の取り組みと10年後の結果
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