クラス替えや習い事の変更。GWの長期休みなどで慌ただしく、英語学習が滞っていました。
そこで一旦、中1前期の範囲をどのくらい覚えているかディクテーションをして確認することにしました。
ディクテーションとは、英語の音源を聞いて、聞こえた文章を丸ごとノートに書く勉強法です。リスニング力の向上に効果があるといいます。今回は、理解度の確認のためにディクテーションをやってみました。
ディクテーションでわかったこと
音源を聞いて、何も見ずに聴き取った英語を書いていきます。
レッスン1 からレッスン32までを何日かにわけて挑戦しました。
こちらがその結果
小6女子
まあまあ、書けています。
小3男子
どう思います?
ぱっと見てわかるくらい単語が書けません。
レッスン32まであるのですが、ほぼ同様の結果でした。
ディクテーションの結果を見る限り、リスニングはできています。
もしくは、完全に聞き取れなくても、文法理解で補って文章が書けている。
口頭で訳してもらったところ、意味もしっかり分かっています。
日本語で文章を読んで、英語で書き取りもやってみましたが、同様の結果でしたので、おそらく文法は大丈夫かと思います。
レッスン32までディクテーションしてわかった結果
- 冠詞の a an the などもちゃんと書いてある
- 複数形の場合の名詞の変化も書けている
- SheepやFishなど複数変化しないものは気を付けて書いている
- 三人称単数の場合の動詞の変化もOK
- 三人称の疑問文動で動詞が原型にもどるところも大丈夫
- 単語が書けない!
小学生に英文法を教えるのは、難しいと思っていましたが、文法はすんなり理解しました。きっとエイエイGO!効果です。
ただ、単語力がついてこないんですよね。
参考>>>小学生に英語の文法を教えるならNHKのエイエイGO!を絶対見せるべき
スペル暗記は必要ないと思っていましたが、このままでは明らかにバランスが悪いです。
課題はスペル暗記です。
なぜ、単語力不足に気付かなかったのか
理由はいくつかありますよ。
単語を知らなくても作文ができる書けるテキストだから。
「〇〇は、~しません」という文章を練習する場合、それぞれの問題文で使用する英単語は問題文の横に表示されています。
いちいち辞書で単語を調べる必要がなく、文法にフォーカスできるのでとても良いのです。が、しかし単語を覚えていなくても文が書けます。
小学生は単語を書いて覚える必要はないと思っていたから
ネットでいろいろ調べると、「小学生は単語を書いて覚える必要はない」という記事をたくさん見ました。そのまま、信じていたためスペリングの練習を全くやっていなかったのです。
ここへきて間違いだったと気づきました。
全部の単語じゃなくても、大事な単語はスペルもしっかり覚えていく必要はある!
どうして気づかなかったんでしょうね。「単語を覚えること」と「スペルを覚えること」を混同していたのが原因です。
「単語を覚える」と「スペルを覚える」は別物。小学生にもスペル暗記は必要。中1前期の単語を覚えなおし
このまま、どんどんテキストを進めて、文法だけ中1、中2、中3と進んでいくのは、良くないんじゃないかと思いました。
せっかく時間がたっぷりある小学生のうちに英語をやっているので、時間がかかるスペリング練習もコツコツ進めていきましょう。
先取りでどんどん進むことが目標ではない。最終的に使える英語力を身に着けることが目標なのです。
我が家の目標と英語にたいする心がまえ>>>【まずは目標設定】家庭学習でお金をかけずに英語を身につけよう!【子ども英語】
ドリルの進め方を考えないといけないです。
コツコツやる系の勉強が嫌いな小3男子をどうするか。
とりあえず、中1後期のドリルは中断。中1前期の英単語の復習に戻ります。
我が家が使っているドリルはこちら>>>中学英語スーパードリル
中1で学習する英語文法事項を、前期・後期合わせて64のレッスンに分類し、ていねいに解説。中学英語の「大切なこと」を効率的かつ確実に学べる、ドリル方式の学習書です。
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