【体験を通して学ぶ】自然に関する知識を育む本と一緒に旅にでよう

知識と経験を重ねあわせることで本当の体験として子どもの記憶に残ります。お出かけするときは、事前に下調べをして歴史や自然科学などの本と一緒に出掛けましょう。

2019年夏は福井恐竜博物館から能登半島をめぐる10泊のキャンプ旅行へ。

観光せずにゆったり過ごす時間もたくさんあるので、旅で出会う体験に役立ちそうな本をたくさん持っていきました。

海や高原など自然豊かな場所にでかけるときは、2か月くらい前に徹底リサーチします。今回は、こんな本を選んで、事前に読んだり旅先で読みました。

知識ゼロで出会うより、絶対たのしい。
子どもにウンチクを語ってもらいましょ。

福井恐竜博物館と化石発掘体験の予習をかねて

福井恐竜博物館が監修しているホネホネザウルス恐竜博物館。博物館内の写真もたくさん掲載されています。

今回の旅では、小3息子が恐竜博物館のガイドを担当。事前にホームページで持ち物を調べたり、ガイドブックで所要時間や見どころなどをチェックしてから行きました。

化石が掘れなかった場合は海岸で石を拾ってアートを

海辺の石ころ図鑑

能登半島の見附島シーサイドキャンプ場で3泊4日。まったく観光せず海辺で過ごす予定なので、時間はたっぷりあります。ストーンアートをやりたいなと思っていたので石関連の本を持っていきました。

この本によると

能登半島の七尾付近は、3億年前から3000万年前までアジア大陸と陸続きだった。一度も海底に沈んだことがない土地だ。七尾では、日本最古2億4千万年以上も前の石ころのひとつ飛騨片麻岩にであえる。

渡辺一夫著 海辺の石ころ図鑑

ぶっちゃけ、石に何の興味もありませんでしたが、こういう本を読むと集めたくなるものですね。レアな石を拾うためだけに海岸に行きたくなってしまいます。

石ころアート
油性マジックで絵をかきました

恐竜博物館でみた化石を参考に、化石っぽい絵を描こうとしましたが、途中で断念。いろんな落書きアートになりました。

ビーチコーミングをするなら貝殻の本を

能登半島の増穂浦海岸では桜貝が拾えるらしいのですが、浜に打ち上げられる季節は11月~翌年3月。タイミングがあわず断念。結局、見附島で石ばかり集めていました。

アウトドア好きなら雲から天候を予測できるようになりたい

福井恐竜博物館

なんちゃってですが登山もするし、釣りもする。実家の島んちゅたちは、みんな海んちゅでもあるので、船をもってて海にもでる。アウトドア好きとしては、雲をみて、そろそろ天気が崩れるねとか言いたい。言ってみたい。

そんな気持ちで毎回キャンプ旅行のたびに雲の本を持っていきますが、いまだに天候はよめません。

小6娘は、理科で雲と天気をならったので、積乱雲がどーの、上昇気流がどうのとウンチクを語りつつ空をながめておりました。

流星群や日食などおもしろい天体現象がないかチェック

自然豊かな場所に旅行やキャンプで行くときは、必ず おもしろい天体現象がないかチェックします。流星群や日食とかですね。

AstroArts さんでは、条件が良い流星群がきたときは特集ページができたりするので、天体に詳しくないワタシには非常に助かります。
こちらは夏の定番天文現象 ペルセウス流星群の特集ページ。とても詳しくて読み応えあります。

ペルセウスは毎年8月13日ごろに多くの流れ星が見られますので、帰省や旅行にあたることが多いです。子どもに流れ星を見せてあげたいですよね。

星座早見表は毎回持っていきますが、天体にはまったく詳しくないので、いまだ使いこなせません。

最後は、いつもGoogle Sky のアプリに頼っております。ただ、画面の光をみた後は目がくらんで星が見えなくなるのが難点(笑)

見附島は肉眼で天の川がみえると聞いていましたが、私たちが滞在した 3 日間は見附島がライトアップされているのに加えて、月が明るすぎて、星空観察にはいまいちでした。

楽しみのために読む本もいれて

ムラコテント

お勉強っぽい本以外に、楽しみのための本もいれて準備完了。さあ夏旅へ。

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